アルコール依存症

女性のアルコール依存症患者

女性の場合、アルコール依存症になると進行がとても早いと言われています。女性の体は脂肪が多く、アルコールは女性の体に浸透しにくく血中アルコール濃度が上がりやすいからとされています。男性よりも少量のアルコールで酔うということで、体の作りも関係しているのは大いに関係があるとは思いますが、私は個人的に「女性は感傷に浸る生き物だから」と感じますね。そこに血中アルコール濃度の上昇がプラスされているのでは?とさえ感じるのです。

古い言い方で「キッチンドランカー」という言葉がありました。家事や育児の合間に飲酒をするようになり、いつしか家事や育児と同時ではなく、ただお酒を飲むようになる症状です。このキッチンドランカーはイメージとして「子供やご主人に隠れて飲む」という、コソコソとしたものでしたが今は女性の飲酒に関してオープンになり、キッチンドランカーという言葉さえ古い表現と感じるほどです。

しかし体の構造や精神的な依存傾向の強い女性は、現代人といえど本質は変わらないのです。隠れて飲むのと、女が飲んでもおかしくないと言うくらいの差でしかありません。むしろ、アルコール依存症を後押ししているようにも捉えられます。男性は良くても女性は…という男尊女卑の概念ではありませんが、症状をみても言動や行動もアルコール依存症は男性の場合よりも女性の方が始末に負えない気もします。なんと言いますか、痛々しいのです。

例えば、暴れたとしても男性よりも力の無い女性は破壊力は劣りますし暴力を振るったとしても男性が人を叩いたような怪我を人に負わせるかというと、違うかもしれません。女の力では…といった言葉があるように、筋肉の量や骨格から見ても男性に力は劣るのは事実ですが、女性のアルコール依存症の症状の出方は精神的な暴力と言葉の暴力として表れていると見えます。もちろんアルコール依存症であるなら狂犬のような暴れっぷりを見せる女性だって中にはいますが、たいていの場合は人に絡んでケンカを吹っ掛けるのです。吹っ掛けたケンカで感情を剥き出しにして消耗するまでわめくのです。

「うるせえ!バカ野郎。文句言うな」と暴れる姿、「だいたいアンタさぁ〜。人の気持ち全然分かってない」と絡んでわめく姿は人として、どっちが格好つくでしょうか?アルコール依存症という病気の症状の話で「男女どっちが格好つくか」という疑問など全くもって病気の改善に役立ちませんが、私自身アルコール依存症で、摂取量にはとても気を付けていて、それは酔った時の女が絡む姿そのものを知っていて、そんな姿を見せたくないからなのです。

「アルコール依存症女性に多い症状」

女性のアルコール依存症は年々増加を辿ります。その背景には、女性の社会進出が進んだ事が大きな要因でしょう。これは、働いているとアルコール依存症の可能性が高くなるのとはまた違って、社交の飲酒でも仕事が終わった後の一杯も、あくまでもきっかけです。アルコール依存症は男性よりも女性の方がかかり易いし、何よりも女性は男性の2倍のスピードでアルコール依存症へと発展してしまいます。女性の体は構造上アルコールを分解しにくく、血中アルコール濃度が上がりやすいので肝臓に負担がかかるのと、今後の妊娠にも影響を与えるところが大きな違いの一つです。

アルコールと妊娠の関係は意外に深く、卵巣の働きを抑える作用がありアルコール依存症が進めば生理不順から始まり、長らく抑えられていた卵巣は大切な時に機能しなくなることも。もしも子育てが終わったという女性でも、卵巣の働きを抑えられる事で肌荒れを招きます。アルコール依存症に陥り肝機能低下と卵巣への影響で荒れた肌は単なる肌荒れでは留まらず、まさにボロホロな肌になってしまうのです。どんなに元々お酒に強いとは言っても飲み過ぎには注意しなければならないところです。

もう一つの大きな違いは、女性の場合、アルコール依存症を発症するきっかけで多いのが人間関係です。ストレスやプレッシャーという積み重ねることよりも、出て湧いたことに反応しやすいと言えますね。感情的になりやすい、実に女性らしい理由とも付きます。『性格や態度の変化』にも少し見苦しいものがあり、女々しさが見られます。よく、男性はいつまで経っても子供という言葉があるように、男性がアルコール依存症を患った時に出る症状は『駄々っ子みたい』といったところでしょうか。仕事のストレス、プレッシャーを背負い、酔った勢いを借りて発散させるように見えます。

これが女性となると少し違い、寂しさや不満、さらに症状が進行すれば性的な行動も大胆になるのです。確かに、異性関係が荒れるのも酒が絡んだ生活に多く見られます。もちろんアルコール依存症の女性の全てがそうだとは言いませんが、やはり男性と女性の違いを感じられずにはいられません。アルコール依存症患者の見せる酔って暴れるという行動も、女性の場合は暴れる前に大抵ネチネチ文句を言う事が多いのです。今は男女問わず平等の時代と言いますが、やはり男女は根本から違うので、昔の考えに伴った「女性だから控えよう、抑えよう、遠慮しよう」という意識はどこかで必要なのです。

「現代の女性とアルコール依存による症暴力」

鼻を赤くした酔っ払いが「酒買って来い!」と喚き散らし、家族に暴力を振るうという画は簡単に想像できますが、きっとそれは男性が喚き散らして暴力を振るっている姿かと思います。それが女性なら、セリフはきっと「酒買って来い」ではなく「頭に来る!いつもこっちの話なんて聞かないクセに!」など、少し回りくどいと言いますか、愚痴っぽいセリフになって暴力も口の方が強く出るのでしょう。

ブログや本などを見ても、女性のアルコール依存症患者と暴力は若干の距離があるようです。もちろん、女性でも飲むと暴力を振るう人はいます。家族や恋人といった身近な人にだけでなく、外で暴力沙汰を起こす女性だっているのですから一概には言えないのですが、男性よりはアルコールが引き起こす暴力は少ないようです。何故でしょう。私個人も、しょっちゅう恋人に暴力を振るい、反撃されて、酔って麻痺していたのかそれでも潰しにかかろうと、もうメチャクチャでした。実際にアルコールは脳を麻痺させ、酔った状態では常識的な判断ができなくなります

その飲酒行動での暴力の動機は、飲酒をとがめられた事によるものが多いようです。アルコール依存症で、気持ち良く飲みたいところを飲酒に対して文句を付けられては面白くないわけで、そこへアルコール依存症症状のコントロール喪失が相成って暴力という動物染みた行動に出るのです。飲酒をとがめられてカッとなるのにも、実は心の何処かで自分は飲みすぎているのは分かっていたり、弱い所を突かれたバツの悪さが暴力として出るケースが多いのです。

しかし、この心理で暴力を振るうのは男性の方が多いでしょう。少なくとも日本では。どちらかと言うと、大抵の男性は女性よりも腕っぷしが強いですから、その女性に飲酒をとがめられたら手が出るのでしょう。女性が暴力を振るったとしても力そのものがタカが知れています。確かに暴力は最低な行為ですが、自分よりも体力や立場の弱い者へ行う暴力を除けば、暴力と言うより大暴れといった表現が当てはまるような認識だったのではないでしょうか

しかし、近年は女性が強くなる一方で、同時に力無い弱々しい男性の出現により、そうも言っていられない状況にあるのです。人は自分に無いものを求めますから気性の荒い女性に大人しい男性というカップルだって今後は増える事でしょう。これからはアルコール依存症の女性の数と共に、女性がアルコールで引き起こす暴力沙汰も増えそうです。時代を反映したものでしょうが、女性には男性とは違う仕事があるし、まだまだ世間が女性に求める事は変わりません。


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